図面通りに鉄筋材の種類を選び加工をします
図面を基にしながら鉄筋材を組み立てます
安全なコンクリート建造物をつくるため、鉄筋の組み立てには細心の注意を払っています。「コンクリート建造物の耐震性と強度を維持するためには、現場で使用する鉄筋の種類や組み立て方が重要となります。そこで、まずは図面をしっかり読み取り、工事に必要な鉄筋の種類や数を把握してから、加工作業に入っています。加工現場では、鉄筋を曲げたり、切ったりすることにより、現場で鉄筋をパズルのようにピッタリと組み立てて、ズレや歪みがないようにしています。作業終了後は、丁寧な検査で細かい部分の仕上がりまでチェックしています。
組み立ては1本ずつ丁寧に行います
機械を使わずに1本ずつ丁寧に組み立て作業を行っています。鉄筋を組み立てるときは、図面通りに行う必要があること、細かい部分も丁寧に仕上げるために、全て手作業にて行っています。基礎がしっかりとしていないと、コンクリートの弱点を補い、強度を高める効果が薄れてしまうため、基礎をつくる工事には図面通りに進むように配慮しています。鉄筋の接合部分にずれや歪みが生じないようにするためには、現場に鉄筋を搬入する前の加工が重要な役割を果たしています。図面に合わせて鉄筋を加工することで、現場でピッタリと組み合わさるようにしています。
工事完了後の検査まで自社で行います
橋や大型ビル、商業施設を安全に使っていただけるためのサポートを行っており、現場で働いてくれる方を探しています。建設現場の前を通りかかったときに、細い鉄筋が建物全体に張り巡らされているのをご覧になったことがある方も多くいらっしゃいます。なぜ、そのような鉄筋を入れるのかというと、コンクリートを地震などの圧力から守るためです。コンクリートは強度が高いのですが、横から引っ張るような力を受けると、それに耐えられずひび割れを起こしやすくなるのです。そこで、引張力に対して強度が高い鉄筋をコンクリート内部に用いることにより、コンクリートの欠点を補っています。